3 月 23-24 日に開催された APAIE 2021(The Asia-Pacific Association for International Education)にプロジェクトメンバーの櫻井と中野の二人が参加しました。このイベントにはアジ ア、オセアニア、北米から多くの代表者が集まり、 国際教育の最新の問題について話し合いがもた れました。特に、コロナウィルスが蔓延している現在、すべてのセッションがオンラインで行われ、コロナウィルスの拡大の影響を受けている世界の各地域の国際教育の状況についての情報共有が行われました。
参加者は、高等教育機関で学生にオンライン学習 の機会を提供する際の努力や課題について報告 を行いました。彼らの発表によると、ほとんどの 教育機関は、いくつかの限界はあるものの、難し い状況にうまく適応し、新しい教育の可能性を模 索しているようでした。このような新しい学術的 な機会については、オンラインでの正規の教育の 提供はもちろんのこと、新しいオンライン・イン ターンシップ、国際的なデュアルディグリーのパ ートナーシップ、国境を越えたバーチャルな学術 的共同作業なども報告されていました。 多くの 参加者は、国境が再開されても、こういった新し い教育機会の開発は継続され、なくなってしまう ことはないと考えていました。代表者たちがよく 口にしていた課題は、例えば、様々な教育形態の 持続可能な運営、教育のニューノーマルに適した 国境を越えた新たなパートナーシップの構築、教 員のための教育学的な開発機会の必要性などで した。
今回のAPAIEでは、今日の高等教育の最も重要な問題について情報を得ることができました。国際教育のダイナミクスをよりよく理解するために、異なる地域からの多くの最新情報を得る機会になりました。
APAIE 2021